本記事では、子供のスマホをLINEだけにする方法と、LINEだけの利用におすすめな格安SIMを紹介しています。

しずく元ドコモショップ店長
携帯/通信業界で11年以上働きました。2014年から格安SIM/ブランドを12社利用。携帯業界の知見を活かして、子供のスマホデビューや通信費の見直しをサポートします😊≫ 運営者の詳細
子供のスマホをLINEだけにする方法
子供のスマホをLINEだけにする方法は、スマホによって次のとおりです。
子供のスマホ | LINEだけにする方法 |
---|---|
iPhone | スクリーンタイムを利用する |
Androidスマホ | Googleファミリーリンクを利用する |
なお、iPhoneもAndroidスマホも完全にLINEだけにすることはできず、一部のアプリはスマホに残ります。
それぞれ解説していくので、確認してみてください。
iPhoneは「スクリーンタイム」を利用する
子供のスマホがiPhoneの場合、「スクリーンタイム」という機能を利用してLINE以外を制限していきます。
まだ「LINE」をインストールしていない方は、先にインストールしておきましょう。
やり方は、下記のとおり。
- 設定 > スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限の順にタップし、下記3つを設定
a:コンテンツとプライバシーの制限を「オン」に変更する
b:許可されたアプリと機能 > LINE以外のアプリを「オフ」に変更する
c:iTunesおよびApp Storeでの購入 > アプリのインストール > 「許可しない」に変更する - LINE以外のアプリをアンインストール
ここからは、子供のiPhoneをLINEだけにする手順を画像付きで解説していきます。
コンテンツとプライバシーの制限から、3つ設定を行う
まずは、設定 > スクリーンタイム > コンテンツのプライバシーの制限の順にタップ。
「コンテンツとプライバシーの制限」横のスイッチをタップして「オン」に変更します。

表示された場合、スクリーンタイムのパスコードを設定してください。
※ここで設定するパスコードは、iPhoneのロック画面を解除するパスコードとは別のものを設定してください。

続いて「許可されたアプリと機能」をタップ。
表示されたアプリの一覧から、LINE以外を「オフ」に変更します。
※ここで「探す」アプリがある場合、子供の位置情報を確認するために残しておきましょう

LINE以外のアプリを「オフ」に変更したら、左上の「戻る」をタップし、下記の順番で進めてください。
iTunesおよびApp Storeでの購入 > アプリのインストール > 「許可しない」を選択。

LINE以外のアプリをアンインストールする
スクリーンタイムでコンテンツとプライバシーの制限を設定したら、LINE以外のアプリをアンインストールしていきましょう。
アプリのアンインストールは、対象のアプリのアイコンを長押しして「アプリを削除」をタップすればOK。

一部のアプリは「ホーム画面から取り除く」が表示されるので、そちらをタップすればOKです。

以上の手順で、子供のiPhoneをLINEだけにする設定は完了。
設定完了後、下記の画像までアプリを制限できます。

Androidスマホは「Googleファミリーリンク」を利用する
子供のスマホがAndroidスマホの場合、Googleの「ファミリーリンク」というアプリを利用してLINE以外を制限していきます。
まだ「LINE」をインストールしていない方は、先にインストールしておきましょう。
やり方は、下記のとおり(親のスマホで設定します)。
- アプリの利用制限から、LINE以外のアプリをすべてブロックする
- コンテンツの制限から、下記を設定
Google Play > 承認を必要とするコンテンツ > すべてのコンテンツを選択する
ここからは、子供のAndroidスマホをLINEだけにする手順を画像付きで解説していきます。
アプリの利用制限から、LINE以外のアプリをすべてブロックする
まず、親のスマホからGoogleの「ファミリーリンク」アプリを開き、「アプリの利用制限」をタップします。

続いて、ブロックするアプリをタップして「ブロック」をタップして制限をかけていきます。

同じことをすべてのアプリで行い、下記の画像のようにLINE以外のアプリに進入禁止マークが付けばOK。

LINE以外のアプリを制限できたら、画面を1つ前に戻り「コンテンツの制限」をタップします。

アプリのインストールを制限するため、「Google Play」をタップ。

表示される項目から「承認を必要とするコンテンツ」をタップしましょう。

ここで「すべてのコンテンツ」をタップすることで、アプリのインストールが承認制になります。

子供がアプリをインストールすると、下記のようになります。

以上の手順で、子供のAndroidスマホをLINEだけにする設定は完了です。
設定完了後、下記のレベルまでアプリを制限できます。

通信契約では子供のスマホをLINEだけにできない

子供のスマホをLINEだけにする場合、通信契約を「SMS機能付きSIM」にしようと検討する方もいらっしゃいますが、実際のところ難しいです。
なぜなら、「SMS機能付きSIM」を契約して制限できるのは「通話」のみだから。
格安SIMが提供している「SMS機能付きSIM」は、「SMS」と「インターネット」が利用できます。
つまり、インターネット接続はもちろん、LINE以外のアプリを使えちゃいます。
結局は、「スクリーンタイム」やGoogleの「ファミリーリンク」アプリで子供のスマホをLINEだけに制限する必要があります。
なので、スマホの通信契約を「SMS機能付きSIM」にするのは、子供のスマホをLINEだけにする方法として適切とはいい難いですね。
子供のスマホでLINEだけ使うなら格安SIMで十分

子供のスマホでLINEだけ使う場合、通信契約は格安SIMで十分です。
なぜなら、LINEの利用に爆速な通信速度は不要だから。
また、LINEだけの利用なら毎月のデータ使用量も3GBもあれば足ります。
なので、LINEだけ使う子供のスマホは、月1,000円以下の格安SIMを契約すれば問題ないです。
子供のスマホでLINEだけ使うなら「LINEMO」がおすすめ

子供のスマホでLINEだけ使う場合、おすすめの格安SIMは「LINEMO」です。
なぜなら、「LINEMO」はLINEが使い放題になる「LINEギガフリー」というサービスを提供しているから。
どれだけLINEを使ってもデータ使用量(ギガ)がカウントされないので、料金は最安の月990円になります。
11年以上携帯業界で働きましたが、LINEだけ使う子供のスマホに、これほど相性のいい格安SIMは見たことがありません。
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まとめ
子供のスマホをLINEだけにするには、スマホに利用制限を設定すればOK。
スマホによって、利用制限に使用する機能は下記のとおり異なります。
子供のスマホ | LINEだけにする方法 |
---|---|
iPhone | スクリーンタイムを利用する |
Androidスマホ | Googleファミリーリンクを利用する |
また、子供のスマホでLINEだけ使う場合、毎月の通信契約は可能な限り安くした方がいいです。
LINEだけの利用なら、毎月のデータ使用量(ギガ)は3GBも消費しないので、月1,000円以下の格安SIMで十分。
格安SIMの中でも、LINEが使い放題の「LINEMO」なら月990円でスマホを維持できるので、おすすめです。
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