本記事では、使わなくなった古いスマホを子供にあげて、SMなしでLINEを使う方法を解説しています。
SIMなしの古いスマホでLINEを登録する手順や「私がハマった注意点」まで解説しているので、最後まで読むと失敗を避けられるはず。
使わなくなった古いスマホを有効活用していきましょう!

しずく元ドコモショップ店長
携帯/通信業界で11年以上働きました。2014年から格安SIM/ブランドを12社利用。携帯業界の知見を活かして、子供のスマホデビューや通信費の見直しをサポートします😊≫ 運営者の詳細
使わなくなった古いスマホを子供にあげてSIMなしでLINEを使う方法

使わなくなった古いスマホは、SIMなし状態でもWi-Fiに接続すればLINEが使えます。
ご存知の方も多いと思いますが、SIMなしの古いスマホでも、Wi-Fiに接続すれば「アプリ」や「インターネット」が利用できます。
古いスマホは子供にあげる前に初期化した方がいい
古いスマホは、子供にあげる前に初期化した方がいいです。
と言うのも、SIMなし状態の古いスマホでもWi-Fiに接続すれば「通話」と「SMS」以外は利用できちゃうからです。
子供が親(あなた)のSNSを使えてしまったり、メールを送信できてしまったりすると、不都合も多いはず。
なので、古いスマホを子供にあげる前に必要な「アプリ」や「データ」を確認してから初期化をしましょう。
必要なデータは、現在ご利用中のスマホかパソコンに移行すればOKです。
子供用のLINEを始めるには「電話番号」が必要

子供用のLINEを始めるには、LINEアカウントの登録時に「電話番号」での認証が必要です。
LINEの認証は、下記のいずれかの方法で行われます。
- SMS認証
- 通話認証
そのため、子供用のLINEを始めるには、どうしても「電話番号」が必要となります。
電話番号は「固定電話」の番号でOK
SIMなし状態なのに「電話番号」が必要!?と諦めるのは早いです。
実は、LINEの認証で使用する「電話番号」は、固定電話の番号でもOK。
認証時に固定電話の番号を入力して進めると、固定電話に認証コードを通知する電話がかかってきます。
固定電話の番号を使えば、SIMなし状態のスマホでも認証コードが受け取れるので、子供用のLINEアカウントが作れます。
固定電話がない場合、SIMを用意する
固定電話なんて持ってないよ!って方は、LINEを使うためにSIMを契約して電話番号を取得しましょう。
SIMの契約と言っても、契約するSIMは「1,000円以下の格安SIM」で十分。
電話番号の取得だけに、既存3キャリアを契約するのは高すぎです。
ちなみに、LINEの利用なら「LINEMO」がおすすめ。
「LINEMO」なら、LINEの利用はギガが消費されず使い放題です。
料金プランは、ひと月に使用したギガ数が3GBを超えると月2,090円になりますが、LINEを使うだけならギガを使用することがないので3GB以下の月990円で済んで、めちゃくちゃお得です。
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※他の格安SIMも比較したい方は、子供におすすめの格安SIMランキング(準備中)を見てみてください。
キッズ携帯の電話番号は使えない
残念ですが、キッズ携帯の電話番号はLINEの認証に使えません。
キッズ携帯は、連絡先に登録されていない電話番号とは「SMS」や「通話」ができない仕様になっています。
そのため、どの電話番号から認証コードが届くか分からない状況下で、キッズ携帯を使って認証するのは困難です。
FacebookアカウントでLINEの登録ができなくなった
執筆時点(2024年9月)で、LINEの登録に「Facebookアカウント」が利用できなくなっています。
昔は、電話番号の代わりに「Facebookアカウント」が使えていたので、残念です。
どうしても、LINEの登録には「電話番号」が必要となります。
> Facebookログインによる新規登録サービス終了のお知らせ
SIMなしの古いスマホで子供用のLINEを登録する手順
- 古いスマホを初期化する
- GoogleもしくはApple IDを作成してLINEをインストールする
- LINEを開いて「新規登録」をタップする
- 認証を行う
- 友だち追加設定を行う
上記の手順で、子供用のLINEを登録していきます。
それぞれ、詳しい手順を紹介しますね。
古いスマホを初期化する
まずは、SIMなしの古いスマホに必要なデータがないか確認して、最終的に初期化します。
古いスマホに必要なデータが残っている場合は、現在ご利用中のスマホやパソコンにデータを移してから初期化しましょう。
GoogleもしくはApple IDを作成してLINEをインストールする

次に、子供用のGoogleアカウントもしくはApple IDを作成して、LINEをインストールします。
作成するアカウントは、古いスマホが「iPhone」なのか「Android」なのかによって異なります。
- iPhone:「Apple ID」を作成
- Android:「Googleアカウント」を作成
子供用のApple IDの作成時、年齢に注意が必要です。
と言うのも、iOS版のLINEは対象年齢が「13歳以上」に設定されているからです。
Apple ID作成時、子供の年齢が12歳以下だとLINEがインストールできなくなってしまいます。
なお、Androidの場合はLINEの対象年齢が「4歳以上」なので、特に気をつけることはないです。
LINEを開いて「新規登録」をタップする

続いて、LINEを開いて表示される「新規登録」ボタンをタップして登録を進めていきます。
LINEのインストールがまだの方は、下記よりインストールして進めてください。
認証を行う
続いて、LINEの認証を行います。
LINEの認証方法は、次の2つから選択可能。
- SMS認証
- 通話認証
固定電話の場合は、「通話認証」での認証となります。
念のため、両方の手順を紹介していきますね。

電話番号を入力して「→」をタップする

SMSで認証番号を送りますと出るので「送信」をタップ

SMSに届いた認証コードをLINEに入力して進める
友だち追加設定を行う
最後に、友だち追加設定を行いましょう。

友だち自動追加 | 自分の電話帳に登録されている電話番号を、自動的に友だちに追加する |
---|---|
友だちへの追加を許可 | 相手の電話帳に自分の電話番号が登録されていると、自動的に友だちに追加される |
上記2つの設定ができます。
特に「友だちへの追加を許可」はオフにした方がいいです。
と言うのも、固定電話でLINEの認証をすると、相手の電話帳に「認証で使用した固定電話の番号」が登録されていると、勝手に友だちになってしまいます。
親子間での連絡用なら、不要な友だちは追加したくないはずなので、しっかり設定をオフにしておきましょう。
古いスマホを子供にあげてSIMなしでLINEを使う際の注意点
- LINEに登録済みの電話番号では認証しない
- 古いスマホのOSバージョンを確認する
- Apple ID作成時に年齢を確認する
- Wi-Fi環境下でしかLINEを使えない
SIMなしスマホでLINEを使う場合、上記の4つに注意してください。
LINEに登録済みの電話番号で認証しない
LINEの登録に「電話番号」が必要となると、親(あなた)の電話番号を使えばいいじゃん!と考えるかもですが、絶対にやめてください。
最悪の場合、親(あなた)のLINEアカウントが消えてしまいます。

LINEは優しくて、登録済みの電話番号で認証すると注意喚起が表示されます。
しかし、注意喚起を無視して進めてしまうと、親(あなた)のLINEアカウントが消えてしまうので本当に気をつけてください。
古いスマホのOSバージョンを確認する
古いスマホは、OSのバージョンが古くてLINEが使えない可能性があります。
と言うのも、あまりにも古いスマホだとLINEがインストールできません。
2024年9月時点だと、LINEの対応OSは次のようになっています。
OS | LINEの対応バージョン |
---|---|
iOS(iPhone) | iOS 16.0以上 |
Android | Android 9以上 |
スマホによっては、OSを更新できる機種もあるので確認してみてください。
もし、LINEの対応OSでない場合は、残念ですが新しいスマホの購入が必要となります。
- iPhone:
設定>一般>ソフトウェアアップデートを実施して対象のバージョン以上にできるかどうか - Android:
設定>システム>システムアップデートを実施して対象のバージョン以上にできるかどうか
※Androidは、メーカーによって文言が異なるため、設定を開いて似た意味の文言を選択してください
Apple ID作成時に年齢を確認する
古いスマホが「iPhone」で子供の年齢が「12歳以下」の場合は、Apple IDの作成時に年齢を確認したいです。
と言うのも、iOS版のLINEは対象年齢が13歳以上に設定されているからです。
これ、私が子供のApple IDを作った時にハマリました。
App Storeでいくら検索してもLINEがヒットしなかったんですよね…😅
なので、古いiPhoneを子供にあげてLINEを使いたい場合、Apple IDの年齢に気をつけましょう。
年齢は、後から変更できないのでApple ID作成時に確認してください。
子供の実年齢以上でApple IDを作るかどうかは、親の判断です。
うちは子供との連絡にLINEが必要だったので、13歳にしました。
年齢が13歳以上でも、ちゃんとスクリーンタイムで制限できるので、今のところ不都合は感じていません。
Wi-Fi環境下でしかLINEを使えない
あえて書く必要はないかもですが、念のため。
SIMなしの古いスマホは、Wi-Fiに接続しないとLINEが使えません。
もし、外でもLINEで連絡をとりたいなら、SIMの契約が必要となります。
と言っても、既存3キャリアで高い料金を払う必要はありません。
LINEを使うぐらいなら、月1,000円以下の格安SIMで十分です。
ちなみに、LINEの利用なら「LINEMO」がおすすめ。
「LINEMO」なら、LINEの利用はギガが消費されず使い放題です。
料金プランは、ひと月に使用したギガ数が3GBを超えると月2,090円になりますが、LINEの利用はギガを消費しないので3GB以下に収まります。
月990円で維持できるので、めちゃくちゃお得です。
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※他の格安SIMも比較したい方は、子供におすすめの格安SIMランキング(準備中)を見てみてください。
まとめ
使わなくなった古いスマホは、SIMがなくてもWi-Fiに接続することでLINEが使えます。
ただ、子供用のLINEを登録するには「電話番号」での認証が必要となります。
残念ですが、昔できていたFacebookアカウントでの登録はできません。
なので、子供用のLINE登録に「電話番号」を用意しましょう。
「電話番号」は固定電話の番号でOKです。
もし、固定電話を持っていない場合は、月1,000円以下で契約できる格安SIMを用意するといいですよ。
ちなみに、LINEの利用におすすめの格安SIMは「LINEMO」です。
LINEMOなら、LINEをどれだけ使用してもギガが消費されないので、何も意識せず月990円で維持できてお得。
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