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楽天モバイルの通話品質は悪い?4年以上使った感想と利用者の口コミから徹底解説!

本記事では、楽天モバイルの通話品質について4年以上使った私の体験と、実際の利用者の口コミから紹介します。

楽天モバイルをご検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください🙇‍♂️

しずく

しずく元ドコモショップ店長

携帯/通信業界で11年以上働きました。2014年から格安SIM/ブランドを12社利用。携帯業界の知見を活かして、子供のスマホデビューや通信費の見直しをサポートします😊≫ 運営者の詳細

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目次

楽天モバイルの通話品質は通話方法によって異なる

楽天モバイルの通話品質は、使用する通話アプリによって異なります。楽天モバイルでは「Rakuten Link」と「OS標準電話」という2つの通話方法があり、それぞれの通話品質には大きな違いがあります。

Rakuten Linkの通話品質は電波状況によって悪い

Rakuten Linkは、データ通信を使って通話を行うアプリです。そのため、電波の状況に大きく依存し、通話品質が安定しないことがあります。例えば、地下やビルの中では電波が弱くなるため、音声が途切れる、無音になるといったトラブルが発生することもあります。

OS標準電話の通話品質は高品質

一方、OS標準電話はVoLTEという技術を使って、音声データを優先的に処理するため、通話品質が非常に高いです。楽天モバイルを利用している人の多くは、通話料が無料になるRakuten Linkを使いますが、品質を求めるなら、OS標準電話を使うのも一つの手です。ただし、OS標準電話を使うと30秒22円の通話料が発生します。

なお、楽天モバイルの通話料金は下記のとおり。

オプション加入通話料金
オプションなし22円/30秒
「15分かけ放題」オプションあり月額1,100円
※1回15分までの通話が無料。超過分は22円/30秒。

Rakuten Linkの通話品質が悪い理由

Rakuten Linkの通話品質が悪い理由は、主に電波状況と通話方式に関係しています。

パートナー回線がなく電波が弱い可能性あり

楽天モバイルは、自社の楽天回線とauのパートナー回線の2つの電波を使っています。しかし、地域によっては楽天回線しかなくて、電波が弱い結果、通話品質が悪くなることがあります。実際、利用者の口コミを見ると、パートナー回線がない地域の方は、通話品質に不満を持っていました。楽天回線には世田谷区に1局しかプラチナバンドがないため、屋内や地下で電波が届きにくい場所もあり得ます。結果として通話品質に影響が出るでしょう。

OS標準電話との通話品質の差

実はどちらも同じデータ通信を利用した通話なのですが、OS標準電話には「VoLTE」という音声データを優先する制御があり、通話品質が安定しています。一方で、Rakuten Linkには音声データを優先する制御がありません。Rakuten Linkでの通話は、LINEでの通話と同じで、電波状況によって通話品質が悪くなる可能性があります。

楽天モバイルを4年以上使って思う通話品質

私は楽天モバイルを4年以上使っていて、通話開始直後に音が途切れたり、何度も「もしもし?」と聞き返されたこともありました。ただ、最近は通話品質が悪いと感じることは、ほぼないです。主な利用場所は静岡県の西部で、楽天回線もパートナー回線もある地域での感想です。

通話品質は改善傾向にある

以前に比べると、Rakuten Linkの通話品質は改善されています。通話開始直後に何度も聞き返されることがなくなって、声が途切れることもなく、ちゃんと会話できるようになっています。

音質の悪さは感じない

Rakuten Linkの音質に関しては、悪いと思ったことがありません。私の耳がよくないのかもですが、雑音が混じったり、ロボットみたいな声になったことは、今まで経験したことがないです。ただ過去に1度だけ、通話中にWi-Fiに接続したら音がすごくクリアになったことはあったので、わかる人にはわかる音質なのかもしれないです。

不都合はだいたい再起動で改善できる

Rakuten Linkの通話品質で不都合を感じたら、だいたいは再起動で改善できています。

例えば先日、こちらと相手の通話開始タイミングにズレがあったのか、相手の声が聞こえたと思ったら「切りますね」と聞こえ、電話が切断されることがありました。かけ直しても同じ症状でした(相手の方にはご迷惑をおかけしました🙇‍♂️)。なので、スマホを再起動して回線の掴み直しを実施。同じ場所で電話しましたが、今度はきちんと通話できました。このように、Rakuten Linkの通話品質は毎回再起動で直ることが多いです。

楽天モバイル利用者に通話品質を評価してもらいました

当サイトは、楽天モバイル利用者に最近の通話品質について独自のアンケートを実施。アンケートの結果、多くの方が、楽天モバイルの通話品質に満足していると判明しました。この章では、いただいた口コミの中からそれぞれピックアップして紹介していきます。

キャリア通話と同等の品質を感じている

女性


UQモバイルから乗り換えをしたが、通話の音声等についてはUQモバイルと同品質であり特に問題は感じられず、通話も問題なくできているので現在まで不満なく快適に使用している。
東京都町田市|OPPO Reno5 A

Rakuten Linkで問題なく通話ができている方で、なんと音質はUQ mobileと同品質との評価。ご利用環境は、東京都町田市、楽天回線対応機種の「OPPO Reno 5A」で通話品質に不満なく快適に使用されています。

ビジネスでも十分に使えている

男性


地下街での通話品質はイマイチなのですが、普段使う分には問題ない通話品質なのでビジネスでも十分に使えて満足しています。
大阪府泉佐野市|Redmi Note 10 JE

こちらの方は、大阪府泉佐野市でご利用中。ご利用端末は、楽天モバイルで「通話」「4G/5G通信」「SMS」の動作確認をとっているスマホ。楽天回線対応端末ではないです。地下街では電波状況から通話品質はイマイチですが、普段使いでは問題なく、ビジネスシーンでも十分使える品質との評価をいただいています。

問題なく聞き取れて相手からの指摘もない

男性


楽天リンクは通話品質が悪いと言われるが、そこまで悪いと個人的には感じない。相手の話す言葉も聞き取れるし相手から通話品質が悪いとからという理由で聞き返されたこともない。
大分県大分市|Pixel 8a

こちらの方は、ネットでの評価と反して、実際に使ってみるとRakuten Linkの通話品質が悪いと感じておられません。しっかり相手の声が聞き取れ、相手から通話品質の指摘を受けたこともなく、問題なくご利用できています。

楽天モバイルの通話品質の悪い口コミ

Rakuten Linkの通話品質に不満をお持ちの方は、共通して生活圏内の電波状況の悪さを回答されています。やはり、Rakuten Linkの通話品質は、電波状況次第で評価が変わってしまいます。お住まいのエリアの電波状況を、事前に楽天モバイル公式の通信シミュレーション KDDIのローミングエリアマップから確認しておくと安心ですね。

電波状況が悪い環境下で通話が途切れる

男性


そもそも電波状況が悪いので通話品質も悪い。途切れ途切れ。移動中の通話では特に酷い。まともに通話できない。
埼玉県比企郡吉見町|iPhone 15

埼玉県比企郡吉見町にお住まいの方からいただいた口コミは、「そもそも電波状況が悪い」ということなので通信エリアを調べてみました。

埼玉県比企郡吉見町の楽天回線エリア
埼玉県比企郡吉見町のパートナー回線エリア

確認の結果、埼玉県比企郡吉見町にはほぼ楽天回線しか通っていません。楽天回線にはプラチナバンドがないため障害物に弱く、場所によっては電波が弱くなることで通話品質に影響が出ているものと考えられます。

音声途切れや不通状態になる

女性


場所によって大きく環境が異なり、自宅では比較的良好なものの、大きな建物の中などでは電波が悪いと感じることが多い。通話品質は、一昔前の国際電話かと思うぐらい、音声が途切れたり、全く声が聞こえなかったり、こちらの声が届いていなかったりと、ストレスが貯まるレベル。
神奈川県横浜市|AQUOS wish3

神奈川県神奈川市は、場所によりますがパートナー回線も通っている地域。しかし楽天回線は電波の特性から、屋内や地下で電波が弱くなりやすいく、実際に大きな建物の中などで電波の悪さを感じておられます。その結果、Rakuten Linkの通話品質も、音声途切れやお互いの声が届かない不通状態が発生しています。

時々片通話になる

女性


中規模のショッピングセンターで電波が悪く、時々通話が途切れてしまって相手が電話を一方的に切ってしまうことがある。こちらは相手の声は聞こえている。
岡山県岡山市|Redmi Note 11 Pro 5G

岡山県岡山市も、場所によってパートナー回線が通っている地域です。しかし、屋内での電波状況が悪く、時々、相手に声が届いていない片通話が発生している状態。こちらの口コミに関しても、その時の電波状況が関係している可能性が非常に高く、Rakuten Linkの通話品質が電波状況に依存していることが確認できます。

楽天モバイルの通話品質が悪い時にできる対策

通話品質が悪いと感じたときには、いくつかの対策があります。

電波のいい場所を探して移動する

Rakuten Linkの通話品質が悪い時、まず試したいのが場所の移動です。通話中、電話を切ることが難しい場合も多いと思うので、いつの携帯の電波だよって感じですが、電波のいい場所を探して移動するのが有効です。Rakuten Linkの通話品質が悪いと感じたら、まずは試してみてください。

回線を掴み直す

次に試したいのが、回線の掴み直しです。回線を掴み直すことで通信環境を変えられて、Rakuten Linkの通話品質が改善する可能性があります。下記の方法で回線を掴み直しましょう。

  • 機内モードをON→OFFにする
  • スマホを再起動する

ただし、回線の掴み直しは1度電話を切る必要があるので、その点はご注意ください。

Wi-Fiに接続してみる

最後に試したいのが、Wi-Fに接続することです。Wi-Fiに接続すれば、手っ取り早く通信環境を変えられます。公共のフリーWi-Fiだとかえって電波が悪くなる可能性が高いので、できれば自宅や会社の安定したWi-Fiに接続してください。私は自宅のWi-Fiに接続しただけで、音質がクリアになったことがあるので割と効果が高いと考えています。

楽天モバイルの通話品質のまとめ

楽天モバイルの通話品質は、使用するアプリや電波状況によって異なります。Rakuten Linkはデータ通信を使用しているため、電波が弱い場所では通話品質が低下することがありますが、OS標準電話を使えば安定した通話が可能です。また、Rakuten Linkの通話品質に問題がある場合も、電波のいい場所に移動したり、回線を掴み直したり、Wi-Fiに接続して、ほぼ改善できます。

楽天モバイルの電波状況が不安な方は、事前に公式の通信シミュレーション KDDIのローミングエリアマップから確認できるので、見てみてください。

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